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VizEXECログファイルの形式

このページではVizEXECに与えるログファイルの形式を説明する。

ログの形式

  • ログファイルはテキストベース
  • 一行で一つのログを示す
  • それぞれのログは以下の形式

<LogType> “<P1>” “<P2>” …

  • ただしダブルクオートは省略可能

ログタイプ

  • <Time>は時刻を示す整数値
    • 単位は決められていない
    • 現在は使用されていないのですべて0でもOK
  • <ThreadID>はスレッドIDを示す。
    • 同じスレッドで発生したログはすべて同一のスレッドIDでなければならない
    • すべての時刻に置いて、その時刻における生存スレッド内でユニークなIDでなければならない

コメント行(#)

# This is a comment.

ログタイプに#がかかれている行は無視される。

スレッド名定義(TNM)

TMN <ThreadID> <ThreadName>

<ThreadID>のスレッド名を<ThreadName>とする。 名前は各ライフラインの先頭に表示される。

関数呼び出し(CAL)

CAL <ThreadID> <Time> <FuncName>

<FuncName>は対象の関数名。

関数からリターン(RET)

RET <ThreadID> <Time> <FuncName>

フェーズ(PHS)

PHS <ThreadID> <Time> <PhaseName>

関数内でのフェーズが変更したことを示す。

現在の実装では上のログは以下と等価になる。

RET <ThreadID> <Time> ...
CAL <ThreadID> <Time> <PhaseName>

スレッド終了(TRM)

TRM <ThreadID>

<ThreadID>で示されるスレッドが終了した事を示す。対象スレッドがあったレーンは再利用される。

イベント(EVT)

EVT <ThreadID> <Time> <EventName>

イベントが発生した事を示す。 イベントは図上では赤いXマークで記される。

メッセージ送信(SND)

SND <ThreadID> <Time> <MessageID>

<MessageID>で特定されるメッセージを送信したことを示す。

メッセージ受信(RCV)

RCV <ThreadID> <Time> <MessageID>

<MessageID>で特定されるメッセージを受信したことを示す。 対応するメッセージ送信(SND)と線で結ばれる。

付加情報(INF)

INF <ThreadID> <Information>

<ThreadID>にある直前の要素にたいして付加情報を追加する。 一つの要素に複数の付加情報を追加できる。

 
software/vizexec/logformat.txt · 最終更新: 2011/02/16 20:15 by sunagae
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