ミャンマーのSIM事情

空港内の両替やSIM売り場

ミャンマーでは最近になって携帯SIMが外国人でもお手軽価格で買えるようになったようです。(ミャンマーの携帯電話事情(2) – 4社のプリペイドSIMを購入して試す – WirelessWire News(ワイヤレスワイヤーニュース))。とりあえずヤンゴン空港の出口にカウンターがあったOredooとMPTを買って試してみた。

どちらのキャリアもちゃんとNano SIMが用意されていた。多くの国ではMicro SIMしかなくて、これをハサミで切って使ったりすることが多いが、ミャンマーはめずらしく違った。最近になってから突然販売が活発になったから、ということもありそう。ともかくこれはありがたい。みんな適当に切るから入れずらかったりするんだよね。ていうかこんな切り方でよく使えるなってぐらい適当にきってる。

Ooredoo

まずはOoredoo。カタール資本の会社。

こちらはプランの一覧がカウンターに掲示されていて、今回は13000キャット (当時で1300円弱) で2.5GB/一ヶ月使えるプランを選んだ。その他一日パックや、5.5GB使えるパックなどいろいろある (Oredoo – Prepaid Internet Pack)。1500キャットの差額があるのでこれがカード代だったのかな。

OoredooのSIMパッケージ

OoredooのSIMパッケージ

速度

ヤンゴン空港そばのホテル,15:00頃: Download=0.71Mbps Upload=1.32Mbps

ヤンゴン空港そばのホテル,21:00頃: Download=1.20Mbps Upload=1.03Mbps

バガン・ニャンウンウーのホテル,14時頃: 計測不能 (サーバーに接続できず・・・)

やや厳しいです。結構つながらない事もありました。とくにニャンウンウーでは使えないことがかなり多かった気がする。

MPT

MPTのSIMパッケージ

MPTのSIMパッケージ

こちらはカウンターのおねーさんがパンフレットに書いて説明してくれましたが、1500チャットがSIMカード代で、6500チャットで1GB使えるようです。1000,3000,5000,10000チャットでトップアップができるようなので、とりあえず10000チャットをお願いしました。合わせて11500チャット。これパッケージの申し込みとかしなきゃいけなかったのかな。気にせず買ってそのまま使ってた。(まぁ最後まで無事に使えたからよし)

速度

ヤンゴン空港そばのホテル,15頃: Down=0.71Mbps Up=1.32Mbps

ヤンゴン空港そばのホテル,21頃: Down=3.56Mbps Up=2.01Mbps

バガン・ニャンウンウーのホテル,14時頃: Down=1.13Mbps, Up=1.35Mbps

この時間は普通に使えてたが、夕方あたりなど時間帯によってはつながらない時間帯もそれなりにある。あとやっぱり屋内より屋外にいたほうがよくつながる。

あとバガンのタビニュ寺院のそばで突然早くなったので計測してみた。

バガン・タビニュ寺院のそば,13時頃: Down=6.16Mbps, Up=2.07Mbps

場所:

たぶん電波塔がそばにあったんでしょう。

まぁこんな具合に突然速くなったり遅くなったりして結構不安定でしたが、比較的よく使えたような気がする。ただ帯域はあっても、日本とSkypeするとタイとかラオスよりやや遅延が気になった。

その他参考

今回は空港でSIM買って、そのまま全部設定してくれたのでとくにこちらでやることは無かったですが、街中でSIM買ったりすると設定とか登録とか必要かもしれないです。

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