ラオス・ビエンチャンのSIMカード事情 (イケてる)
※2016/3/8追記: LaoTelecomも含めて再度ベンチマーク取りました。記事はこちら: ラオスSIM追記 (LaoTelecom)
ラオスに来たのは二度目なんですが、前回は試しに夜市で唆されるままにM-DataのSIMを買って結局あまり検証せずでした。(もちろん使えた。SIMフリーiPhone6で)
今後の沈没のためにも確認しておきたかったので、メジャーなSIM二社 (UnitelとBeeline) を買って使えるかどうか試してみました。
結果としては、思ってたよりはなかなか快適にネットができました。ちょっと夜とかはつながりにくかったり、室内でつながりにくかったりしたけど。あと何よりも安い。すばらしい。
Unitel
オレンジトーンのカードです。ラオスでSIMといったらまずこれが出てくるようです。
滞在中はHSDPAだったりHSPA+でつながりました。なんか4Gって広告していた気もするけど、LTEでつながっているのは見たことない。。。
買い方
ビエンチャンにいるならタラートサオで買うのが無難っぽいです。今のところSIMはタラートサオで失敗してません。
夜市でも売ってます。ちなみに買うときにはパスポートはいらなかったです。
最初から500MBぐらいつかえましたが、すぐなくなったのでリフィルカード買いました。
リフィルカードは「Refill card for Unitel, please」といえば伝わります。(タイと違って「Top up」とは言わないらしい。通じると思うけど)
M-storeとかコンビニみたいなところでも取り扱ってます。
裏面がスクラッチになっていて、この番号と下に書いてある番号にダイヤルすればチャージされます。
そのあと適用したいプランにまたダイヤルすればOKです。
設定
APNに「unitel3g」を設定すればOK。なんか手元の端末では自動設定されたっぽい。
あと普通はアクティベーションが必要らしい (パスポートNoとかをSMSで送る) けど、今回はなにもせずに使用できました。お店のおばちゃんがなんかやってくれたのかも。
速度・電波の具合
下りは2-3Mbpsぐらいでます。上りは厳しいです。ホテルで検証したときは0.12Mbpsぐらいしか出ませんでした。
室内に入ると極端に電波悪くなりました。
あと混雑しているときとか電波がぎりぎりの時ってGSMのほうのアンテナ拾いがちになるっぽいので、「3G(WCDMA)のみ」の設定ができればそうしたほうがよさそうです。(GSMにつながるといずれにせよほとんど出た通信できない)
ちなみに今回の旅程ではビエンチャンからバンビエンにバス移動しましたが、山側ではさすがに電波悪かったです。ビエンチャン近郊や、バンビエン街中ではまったくネットできないというようなことはなかったです。
Beeline
黒と黄色が基調のデザイン。街のいたるところに広告があります。いま売り出している最中なんでしょうか。
買い方
上記同様、タオサラートで買うのが無難。
ただしなんかBeelineを取り扱っているのがまだ少ないのか、タラートサオの店で「Beelineくれ」といっても「ない」と何度か言われました。
最終的に出てきた時もなんか棚の奥から出てきた。そんなに人気ないのか。。
あとSIMカットはしてくれたけど、設定的なことは何もしてくれず。Unitelのときはいろいろせっせとやってくれたのに。
チャージが全然たりなかったので速攻でこちらもリフィルカード買いました。こちらもタラートサオ内の店をいくつかたらいまわしにされて買いました。
リフィルの仕方はUnitelと同様。
設定
APNは「beelinenet」でした。
ただし今回は装着・起動後に「Before you can use your account, you must add some money to your balance. Dial.」とSMSがどんどん送られてきました。
とりあえず送り元の番号にそのまま電話しすると、「2を押せば英語で流れるわよ」的な機械音声がながれてきました。言われるがまま2をダイヤルしたら英語で説明がだらだらと流れますが、よく聞かずに切ってしまいました。
それでメッセージは来なくなり無事使えるように。(といってもすぐリフィルしないといけなかったけど)
速度
こちらも下りは2-4Mbpsぐらいでます。気持ちUnitelより速いです。上りはこちらも厳しいですが、ホテルで検証したときは0.5Mbpsぐらい出ました。
まぁ適当なベンチマークなので比較はできません。エリアがどの程度かは不明。
ちなみに・・・
メコン川沿いではタイの電波が飛んでくるので、TrueMoveとかのSIMカードで通信できます。結構速いです。