香港見てきた – 香港民主化デモとか
今はやりのSelfieです。 (ちょっと遅い?)
香港とマカオあたりを見てきました。
見たいものがあったり、買いたいものがあったり、だらだらしたかったりといろいろと目的はあったんですが、とりあえず香港デモ真っ只中だったので、そこから。
まず香港は・・・
現時点 (2014/11/22日現在) で、香港は極々一部を除いて通常営業な感じです。安全です。非常識な行動 (人を傷つける、ものを壊す、とか) をしなければ大丈夫だと思います。つまり普通の海外旅行と同レベルです。
なんかデモ隊もそうですが、それよりもカメラマンとか、スマホで写真撮ってるひととか、そういう人たちが目立っていっぱいいる感じです (僕もその一人でしたが)。まぁそういう意味では、デモ側の人たちの目論見は成功したという感じでしょうか。
デモについて
デモは九龍の旺角駅 (Mong Kok, モンコック) と、香港島・中環の金鐘駅 (ガムチョン, 英語名:Admiralty) のあたりで行われていました。どちらも道路がバリケードで封鎖されています。旺角は商店街の真っ只中にある感じで、金鐘は金融・官庁街なので少しカタい感じの街並みです。
旺角
場所は香港の半島部 (九龍) の、香港島に向かう途中あたりにあります。
旺角は商店街のようになっていて、観光客も現地の方もおそらく多い場所です。
ここの両脇にあるお店は多分、正直勘弁してくれみたいなことを思っている部分も多いはず。
ただまぁ、人がまったくいなかったり、歩行者は入れないようになっているわけではないし、通常営業もしている。
行ったときは平日昼~夕方ということもあってか、所々でスピーチ等している人はいるが、そんなに人が多い分けでもなく、デモ活動のようなこともしていなかった。比較的静か。
左側奥がデモ側のバリケードで、右側が警察側のバリケードと車列。対峙してはいるが、その間をフツーに歩行者が歩いている。
写真奥がデモ隊のバリケード。そこに向かって大量に警察車両が待機していた。
中国語?でスピーチしてました。警察も聞いているが、特にピリピリしたような空気があるわけでもなかった。
しかし中国語はさっぱりなので肝心の内容はまったく分からず。
もうとにかく人目もはばからず良い画を追求している感じですかね。今となってはこれが普通な感じになってる。
もうとにかくいろいろな手段で主張がされている。
ほとんど中国語なので読めずだけど、何となく雰囲気は伝わる。あと一応漢字なので多少意味はわかる。
ドラえもんとか、トトロとか、ハローキティとか、日本で有名なキャラクターも駆使されてます。
一人でも多く。
このあたりとか、全体的にみてやっぱ比較的クリエイティブな感じですね。見せることを意識しての結果ですかね。(それともただ遊んでるだけかもしれないけど・・・)
まぁ日本の原発デモとかなんか外国人がどうたらこうたらとか言ってる人たちも見習ったらいいんじゃないですかね。
メインストリームの主張に紛れて、 (多分) 違う主張をしている方々も見受けられました。この写真の人はなにか裁判かなにかで不当な扱いを受けたんでしょうか。なんかそんな感じの事が書いてある気がします
これはわかりやすい。きっと「道路を使用する権利を返せ!道路封鎖反対!」みたいなことが書いてあるに違いない。(←壮大に間違ってるかも)
金鐘
こちらは官庁街・金融街の金鐘。
場所は香港島の北部・中環のやや東側になります。
金曜の夜だったんですが、こちらはすごい大量のデモ隊の人が居ました。また中心部で代わり代わりで演説を絶え間なくしていました。
きちんとマスコミ用のブースが用意されている。
救護所もあります。また学生と思しき人のレッドクロスつけたひととかがパトロールみたく歩いてたりもしてました。
入り口もなんか階段が作ってあって、ちゃんと整備されている。
この辺、なんかもう「安全に、かつ効率的に対外発信する」ということにちゃんとまっすぐ向かって、いろんな事がしっかりと考えられていて、なんかすごいです。
これは自律分散的に行われていることなんでしょうか。よく分かりません。
いろんなメッセージがはってありました。英語のメッセージが結構あったり、日本語のメッセージもちらほらあったりするので、これは外部の人がメッセージを書くところなのかもしれません。
香港ってLine多少ははやってんのかな。
ここでももちろん警察が見張っています。ただまぁこちらもピリピリした感じではなくて。ましてやドンパチ始まるような危険な空気感は一切無いです。
ケンタッキーもビラ張り場に利用されてしまっていますが、それでも写真右側にある「通常営業してます。入り口こっち」的な張り紙をはって頑張って営業してます。
なんか比較的観光地っぽい空気感が漂っているような、いないような。
ということで、未来の自由を勝ち取るため戦っている香港です。