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国語審議会 [安田敏郎, 2007]

  • 日本語をめぐって昔 (特に戦後直後) から現在に至までにどういう議論があったか、「国語審議会」を中心に書いてある。
    • 全体的に国語審議会の歴史的な経緯にページが割かれているので、歴史に興味が持てない自分にはやや苦しかった。あと誰がどうしたとか、その辺もあまり興味が無かったので苦しめである。
  • 個人的にはどういう経緯で日本語がどうなった、みたいなところに興味が有ったので、そういう意味ではこの本はちょっと違ったかもね。
  • 日本語を一元的な管理に収めようとしたが、それは不可能であって、かつ意味のないこと、というのが主な著者の主張。いろんな日本語を同時に流通させることも可能だし、それを混沌だとか混乱だとかみなすべきではない、と主張されている。(p.22)

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