kdenliveが微妙に調子悪かった→jackが原因?
問題
- Kdenliveを使用中、再生(playback)時に、音と動画が微妙にずれている。さらに、音が途切れ途切れに聞こえる。
とりあえずの解決法
- Jackをアンインストール
動画編集にはkdenliveというソフトを使ったりしているのですが、最近久々に動画編集する機会があり、いじってみると再生時に不具合がおこって困った。
微妙に音が途切れ途切れになり、ノイズが乗るっていうか、うーん、うまく説明できないけど、なんとなくCPU速度が足りなくてエンコードが間に合わず音が途切れ途切れになるような感じというか。。。あの、USBオーディオで高負荷時に再生したときの感じっていえば分かる人にはわかるか。まぁ大体そんな感じ。
というか、そもそも動画と音声が微妙にずれてる気もする。
Kdenliveというソフトウェアは、MLT Frameworkをつかっているようです。詳しくは知らないですが、動画編集ソフトのためのフレームワークらしいです。どうもこいつが悪さをしてるっぽい。meltというMLTのプレイヤーでいろいろ動画を再生してみたら同様の症状が出たので間違いない。
そこまでは良かったものの、そこからよく分からずいろいろ探って3日ぐらい費やしてしまった。。。
試してみたこと(ちなみにGentoo Linux上です)
- MLTの再インストール
- Kdenliveの再インストール
- MLTのuseフラグを全部無効にしたり、全部有効にしたり。。。
- ググって出てきた「export MLT_NORMALISATION=NTSC」を試してみたり、MLT_PROFILEを色々かえてみたりした
- PCについているUsbオーディオ機器を外してみた
- .asoundrcを消してみた
これらは全部ダメでした。そして結局のところ、Jackが悪さをしているらしいことが判明。
結構最近skype使い始めて、オーディオのソフトウェアミックスができたりしたら便利だな、とおもってJackを導入してみていた。まぁ結果として使いこなせなかったけど。。。
ということで、/etc/make.confからUSE=jackを削除して、
- emerge -avuD –newuse world
- emerge -C jack-audio-connection-kit jack
そして再起動したらうまく動くようになった。
これがどういう関係で原因になったのかは探っていないし、jackが原因なのか分からないけど、とりあえず使えるようになったからよし。